こころ通う旅、ここがふる里。

その地ならではの自然や食、体験に触れること、その地に根差した暮らしを追体験すること、それが「ローカル・ツーリズム」。ここふる東北は、そんなローカル・ツーリズムを提供する旅のサイトです。旅の体験を通して、人々とこころを通わせ、地域への思いを強くし、地域を愛し、「ここがふるさと」と思えるようになる―。そんな、「観光」とは少し違う旅のカタチを提案していきます。

  • 01.祭り・伝統行事
  • 02.自然・食
  • コラム01 祭り・伝統行事

    東北にはたくさんの祭りや伝統行事があります。それらを外側から観覧するだけでなく、内側に入り込み、地域の方々と交流するローカルな体験を楽しんでみませんか。観光客ではなく、地域の一員になったような感覚を味わうことができます。

    Pickup:ユネスコ無形文化遺産「八戸三社大祭」山車飾り製作体験ツアー
    八戸さんぽマイスターのガイドのもと、八戸三社大祭発祥のおがみ神社で神職から祭りの起源や歴史を学び、山車組の方々と交流しながら山車飾りの製作体験を楽しむツアーです。皆さんをお待ちしている地域の方々の声を聞いてみましょう。

    三社大祭を内側から楽しんでほしい
    <八戸さんぽマイスター 三浦和壽さん>
    ツアーを通して、「八戸にはこんなに素晴らしいお祭りがある」ということを全国に発信したいと思っています。祭りが発祥したおがみ神社の方の話を聞くことも、山車づくりに参加することも、普段できない貴重な体験になると思います。外から見る三社大祭ではなくて、内側から見た三社大祭を、ぜひ楽しんでください。八戸の魅力は、人が優しいのはもちろんですが、宿泊する場所や仕事をする場所と、呑み屋が近いところだとよく言われます。そんな八戸ならではの楽しみ方もぜひ体験してほしいですね。

    神社の考え方や精神性で祭りの見え方が変わる
    <おがみ神社 権禰宜 坂本博史さん>
    山車の華やかさや祭りの楽しさだけでなく、300年にわたり地域の人々ともに紡いできた、神社としての考え方や精神性をお伝えしています。参加者の皆さんには、「華やかさの内側にある意味を理解して祭りを見る」という面白さを味わってほしいと感じています。また、神幸行列の猿田彦の衣装を身に着ける体験では、高下駄で歩くことなど、その難しさも解ってもらえると思います。このツアーをきっかけに、神社に足を運んだり、例祭に参加したりすれば、見え方はどんどん変わってくるでしょう。ローカルツアーならではの楽しみ方をこれからも伝えていきたいですね。

    未公開の製作現場で独特の雰囲気を感じて
    <十六日町山車組 相談役 山口敬治さん 小向正人さん>
    これまでは公開したことがなかった山車製作の現場を見てもらうことで、祭りの全体像を知ってもらえると思います。八戸三社大祭がほかの祭りと違うのは、ねぶたを製作する「ねぶた絵師」のように、職業として山車を製作する人はおらず、みんなが素人という点。素人集団が作っているというのが面白いところです。そしてもう一つ、小太鼓をたたくのは小学生等の子供たち、笛や大太鼓は中高校生以上の人たちと、子供祭りの雰囲気が強い点です。子供も山車を引っ張りますし、山車づくりに参加することもあるんですよ。製作過程を見てもらってから、この独特の雰囲気をぜひ感じてほしいですね。

  • コラム02 自然・食

    東北の豊かな自然、そこで育まれる美味しい食がたくさんあります。都会の喧騒や忙しい日常から少し離れて、緩やかに流れる時間の中で、あたたかな地域の方々と出会い、心身を癒しませんか。東北ならではのリフレッシュ体験がここにはあります。

    Pickup:TENDO CYCLE FRUITRIP シャインマスカット畑でアフタヌーンティー
    大きく育ったシャインマスカットの木の下で、アフタヌーンティーを楽しむツアーです。果樹農家さんのお仕事を体験するなど、地域の方との交流も楽しむことができます。果樹農家の結城こずえさんの声をお聞きください。

    果物の新たな発見や驚きを提供し、お客様と農業の距離を縮めたい
    <まるつね果樹園 結城こずえさん>
    農業が元気であることは、その地域が元気であることに繋がると考え、農業をテーマにしたツアー造成にチャレンジしました。農業というのは、消費者の皆さんとまだまだ距離があると感じており、私たちのツアーでは「果物の成長過程」や「果樹農家がどう関わっているか」を伝えるようにしています。例えば、シャインマスカットの生育を良くするための「摘粒」という作業をした場合としなかったものをご覧いただき、果物の美味しさの秘密をお伝えすると、お客様にとっては新たな発見で驚かれることも多いです。そのような過程や背景を、そよ風そよぐ草花や木々の中でリフレッシュしながら楽しんでいただきたいです。

    変わらない風景が、天童固有の魅力を生んでいます
    私は20代の頃、自然に囲まれた生活は刺激がないと感じ、一度都会に出ていきました。しかし天童に帰ってきて、昔から変わらない風景がとても魅力的に見えたんです。天童は温泉地ですが、少し歩くだけで果樹園が広がっていて、その近さやローカル感が良いなと思います。あとは食ですね。天童は四方を山に囲まれ、寒暖の差が激しく、雪解け水からのミネラル豊富な伏流水に恵まれているので、「さくらんぼ」「ラ・フランス」「りんご」「桃」「ぶどう」など四季折々の果物が美味しく育ちます。また、お米や酒造好適米の一大産地でもあるため、日本酒もとても美味しいです。変わらない豊かな自然風景の中に、天童ならではの“美味しい”の理由があるんです。

    ツアー後もつながる縁、受け入れ側の輪も広げていきたい
    ツアーに参加されたお客様が、その後も果物を取り寄せてくださることがあります。また、参加者のお子さん夫婦が、別の日に果樹園を訪れてくださったこともありました。一過性の出会いでなく、ツアーを起点にご縁がつながっていくことは驚きでしたし、今後もこういったツアーを続けていきたいと思っています。また、私たちだけではなく、他の果樹農家さんとも連携して、受け入れの輪を広げることで継続的な取組にしていきたいと考えています。

  • ただいま準備中です、公開までしばらくお待ちください。

事務局:株式会社第一広告社 Tel:022-214-2137 info@kokofuru-tohoku.com

本ツアーは仙台市が実施する「東北の人と文化を基軸としたローカルツーリズム推進事業」として実施するものです。